トマトの旬はいつ?リコピンの栄養は?美味しいトマトの見分け方や品種をご紹介🍅

小さなお子様も食べやすく、好きな野菜としても人気の高い「トマト」。大きさや種類がたくさんあり、リコピンなどの栄養価も豊富に含まれ、健康や美容にも良いとされているトマトは、一年通して美味しく食べることができる野菜のひとつです。

今日は、美味しいトマトの見分け方から、おすすめの品種までトマトをまるっとご紹介します。

トマトの赤は「リコピン」の赤

トマトの栄養素で、よく耳にするのが「リコピン」。リコピンは、植物などに含まれる赤色やオレンジ色の色素成分・カロテノイドのひとつで、トマトや人参に多く含まれます。トマトと人参でこのリコピンの含有量を比べてみると、トマトは人参より118倍も多いのです。

リコピンは活性酸素を消してくれる力を持ち、紫外線による肌の赤みや、色素沈着などの皮膚ダメージを予防・軽減する効果が期待できることが分かっています。トマトは1年通して楽しめる野菜ですが、紫外線が強くなる夏に、是非食べてほしい野菜と言えます。

リコピンをはじめとするカロテノイドは、生野菜から吸収するのはとても少なく、同じ量を摂取したとしても、生のトマトより加工品の方が2~3倍もリコピンを吸収しやすいことが明らかにされています。また、油を使った料理でもリコピンの吸収性は高まります。リコピンを効率的に十分とりたいときは、生のトマトだけに頼らず、トマトの加工品を利用するのもおすすめです。


トマトは「ハウス栽培」と「露地栽培」で旬が違う

夏野菜のイメージがあるトマトですが、一般的にトマトは夏の猛暑には弱い野菜です。そのため、収穫時期は、ハウス栽培が主な冬春トマト(7月〜11月)と、露地栽培(※1)が主な夏秋トマト(12月〜6月)になります。冬春トマトは2月〜5月、露地栽培のトマトは、6月〜8月が美味しい時期とされています。

※1 ハウスなどの施設を使わず、屋外の畑で栽培する方法。 露地栽培はその野菜が本来育つ時期に合わせ、自然に近い状態で栽培します。

自然に近い環境で育った夏秋トマトの特徴は、程よい酸味でトマト本来の味がします。一方、冬春トマトはハウスの中で、ゆっくりと育ちながら糖度が高まっていくため、味が濃く甘いトマトに育つ傾向があります。

ハウス栽培

トマトの主要な産地

トマトの栽培に適した温度は昼間が25度から30度、夜は10度から15度で、トマトは、強い日光と昼夜の温度差を好みます。

  • 冬春トマト(2月〜5月)

熊本県、愛知県、栃木県を中心に生産されています。

  • 夏秋トマト(6月〜8月)

北海道や茨城県、福島県などを中心に生産されています。

全国的に見ると、もっとも生産量が多いのは熊本県で、熊本県は、1年を通じて温暖で日射量が多く、かつ海沿いの平野部から阿蘇の高原まで地形が多彩なため、1年を通じて安定的に出荷できると考えられます。

第1位:熊本県、第2位:北海道、第3位:愛知県、第4位:茨城県、第5位:栃木県


新鮮で美味しいトマトの見分け方

  • ポイント1:色が濃く鮮やかな赤色をしていること。

ヘタのギリギリの部分まで赤く熟しているものが、おいしいトマトのポイントです。色が薄かったり、ヘタの周辺が緑色をしているものは未熟なので、味が薄いこともあります。

  • ポイント2:綺麗な丸みがありつるんとしていること。

果実が変形していたり、角張っていたりせず、丸いものがおすすめです。果実にハリがあって、持ったときにずっしりと重いものは中身が詰まっています。茶色の筋が入っていたり、割れているトマトは避けたほうが無難です。

  • ポイント3:おしりにある「スターマーク☆」

おしりの部分から放射状に白く線が伸びている星のようなものを「スターマーク」と言いますが、これがあり、線が均等で濃く大きいものは、特に甘みがある成熟したトマトの印なのです。

様々なトマトの品種

トマトの品種は本当に様々あり、産地や育て方、収穫時期によって、大きさ、色、甘味などが異なります。店頭でも、トマト売り場にたくさんの種類のトマトが並んでいる光景をよく目にしますよね。

トマトは、色や大きさで下記のように分類されます。

トマトの分類法大きさ
①大玉トマト           約100g以上           桃色(ピンク)         
②中玉トマト約30~60g
③ミニトマト約10~30g黄色や緑など

YACYBERには、トマトを栽培する生産者様が多くいらっしゃいます。その中から、生産者様と栽培されているトマトの品種を少しご紹介させてください。まずは、前述したトマトの生産量が全国で第1位の熊本県の生産者様です。

サザキ農園 様 【熊本県】


味と栄養価にとことんこだわったトマト作りをしています。完熟したものだけを収穫して、畑からそのまま産地直送しています。

  • アイコ

プラム型のミニトマト。果肉がしっかりしていてリコピンが通常のトマトの2倍あり、栄養価が高く、日持ちにも優れた大人から子供まで人気のトマト。

  • イエローアイコ

赤のアイコより皮が薄くて、酸味が少ない柔らかい食感が特徴。


★中村農園 様 【三重県】


鈴鹿山ろくの冷涼な気候のおかげで一日の寒暖差が大きく、うまみのあるトマトが育ちます。季節に合わせて美味しいトマトを厳選しています。

  • 桃太郎

日本で特に人気のあるトマト品種のひとつ。実がしっかりとして食べるとパリッとした食感。

  • レッドオーレ

中玉の品種で、美しい深紅の色合いが魅力的なトマト品種。きれいな丸い実、ジューシーでコクのある甘みと、ほどよい酸味が特徴。


★浜青江とまと農園 様 【山口県】


丁寧な栽培を心がけています。塩業が盛んだった土地の特性を生かし、ハウス栽培にて秋穂トマトという地域ブランドを作っています。

・YACYBERプレゼンツ 笠井信輔と如月蓮のアグリなカルチャー!(第113回ご出演):https://podcast.1242.com/show/yacyber/

  • 秋穂(あいお)トマト

山口県山口市の秋穂で育てたブランドトマト。温暖な気候と、かつて塩田であったミネラル分の高い土壌で栽培しています。


毎日の食卓やお弁当の彩りにも欠かせない野菜である「トマト」。店頭でトマトを選ぶ際は、美味しいトマトの見分け方のポイントや、産地を見ながら選んでみると、お子さんやご家族でトマトを味わう楽しみが増えることでしょう。

2024年7月11日配信