3月のイベント|「ホワイトデー」&「イースター」を家族や友人と楽しく過ごそう🍫🐣🎉

2024年を迎えたと思っていたら、あっという間に3月ですね!3月はホワイトデーやイースターなど、今月は家族や友人と楽しめるイベントが盛り沢山♪楽しいイベントには楽しい食材も欠かせませんね。

毎年3月14日は「ホワイトデー」🎉

「ホワイトデー」は一般的に、バレンタインデーでもらったチョコレート等のお菓子にお返しをする日です。ホワイトデーの習慣は日本で誕生し、一部アジア圏では見受けられますが、欧米やヨーロッパにはありません。

ホワイトデーはいつから始まったの?

日本ではホワイトデーと銘打って、はじめて大々的なキャンペーンが行われたのは1980年です。全国飴菓子工業協同組合が、お菓子の販売促進につなげることを目的にはじめました。

ホワイトデーは、1970年代に海外発祥のバレンタインデーが日本にも定着し始め、そのお返し商品を売り出すお店が現れはじめたことがきっかけのようです。その中でも、老舗菓子屋が白いマシュマロを売り出して話題になったことから、当初はホワイトデーではなくマシュマロデーと呼ばれていたそうです。

2000年以降は、バレンタインの義理チョコや友チョコの需要が増え、ホワイトデーのお返しの内容もっチョコレートやお菓子だけに限らず多様化していきました。今では、恋人、友人、家族などの絆を深める日本のビッグイベントのひとつとして広く親しまれています。

ホワイトデーのお返しにあげたいスイーツ

スイーツにはそれぞれ「お菓子言葉」というものがあるのをご存じですか?これは、普段からお菓子を贈る習慣がある海外で定着しており、お菓子自体に意味を込めて贈るようです。


  • マカロン 「あなたは特別な人」

卵白と砂糖とアーモンドを使った焼き菓子の一種です。カラフルで丸っとした見た目の愛らしさから、贈り物にも人気の高いお菓子です。フランスを代表する洋菓子ですが、発祥地には諸説があり、イタリアで発祥したとも言われています。

  • チョコレート 「あなたと同じ気持ち」

バレンタインに送るチョコレートをホワイトデーにお返しとして送るのも一般的です。お返しとしてのチョコレートには、「これまでと同じ関係でいましょう」という意味が込められています。日頃の感謝や信頼の気持ちから贈る義理チョコや友チョコと同様に、「あなたと同じ気持ち」というメッセージにもなります。

  • マロングラッセ 「永遠の愛」

マロングラッセは、栗をまるごと砂糖で煮つめ、ブランデーで香り付けをした高価なお菓子です。マケドニアの英雄であるアレキサンダー大王が最愛の妻のために贈ったとされたことから「永遠の愛を誓う証」として男性が女性に贈るお菓子へと発展しました。シンプルで素敵な言葉ですね。洋酒を使用しているものが多いですが、使用していないものは小さなお子さんでも食べることができます。

  • バームクーヘン 「しあわせが続きますように」

ドイツ発祥のケーキで、「木(Baum)」の「ケーキ(Kuchen)」というドイツ語の意味があります。年輪のように何層にも重なっているバームクーヘンは、結婚式などのお祝い事でも贈答用として贈られることも多いお菓子です。

知れば知るほど、奥が深い「お菓子言葉」
お菓子以外に雑貨などを贈る方もいますが、今年のホワイトデーは、お菓子を送る際「お菓子言葉」を調べながら、お返しを考えるのも面白いかもしれません。


3月31日の「イースター」を知ろう

日本では、あまり馴染みのないイベントですが、近年、人気が急上昇しているイベントのひとつです。イースターは日付が固定されているわけではなく、その年の春分の日の、次の満月から数えて最初の日曜日になります。2024年のイースターは3月31日(日)。

イースターは、「復活祭」を意味し、十字架にかけられて亡くなったイエス・キリストが、3日後に復活したことを祝うお祭りで、キリスト教ではイエス・キリストの復活を祝う最も重要な日です。英語のイースター(Easter)の語源はゲルマンの「春の女神(Estera)」に由来します。 生命の復活をお祝いするという意味から、卵 (イースターエッグ) や多くの子供を持つウサギ (イースターバニー) などがシンボルとなっています。


イースターに食べたい料理

イースターのシンボルである卵を使った料理や、うさぎをモチーフに可愛くデコレーションするのがおすすめ!春の訪れを知らせてくれるイースターだからこそ、春が旬の食材と一緒に調理すれば、喜びや満足度も高い一品が仕上がりますよ♪

  • 卵料理 「デビルドエッグ」

アメリカでは定番の卵料理です。ゆで卵を半分にして、黄身をくり抜いた後、ピクルスやマスタードなどを混ぜて詰めたものです。デビルドとは、「辛く味付けした」「スパイスの効いた」という意味があり、各家庭によって味付けは様々です。お子さんがいる家庭では辛みをのぞいて、ツナマヨやトマトなどで飾るのもおすすめです。

  • 肉料理 「ラム肉」

イースターで、伝統的に食べられているのがラム肉(仔羊)です。春に生まれる仔羊は、新たな命の象徴でもあることから、ラム肉を食べるのが欧米では一般的です。日本ではあまり食卓にあがる頻度は高くないかもしれませんが、今年のイースターはラム肉にトライしてみるのも楽しいと思います。店頭で多く見かけるラムの骨付き肉「ラムチョップ」をローズマリーをきかせてオーブンでカリッと香ばしく焼き上げてみてください♪

  • うさぎのデコレーション料理

卵やラム肉に限らず、見た目でイースターを楽しむこともできます。シンボル的存在のうさぎをご飯でかたどってみたり、うさぎ型のカップケーキなど、子供が嬉しい食材でアレンジしてみてはいかがでしょうか。

ホワイトデーでは恋人や友人と、イースターは家族と。美味しい食材で心も体も満たされ、まもなく訪れる春の気配と一緒に、季節のイベントをお楽しみください。