季節イベント|バレンタインの起源とは?チョコレート、昔は薬だった⁉✨果物を使ってバレンタインを楽しもう🎵

日本には多くの伝統的な行事・風習があります。あらためて聞かれると分からない「なぜ?」等の知らない情報を配信!新たな発見があると食イベントももっとご家族で楽しくなるはず!お友だちやご家族に教えたくなること間違いなしの「今(旬)が楽しい!」をご紹介します。

豆まきで邪気をはらったかと思えば、次の食イベントは「バレンタイン」です!色々なところでチョコレートが販売され「ウキウキ・ワクワク気分」になっているのではないでしょうか。今回はバレンタインの起源やチョコレートの歴史やトリビア、魅力をお伝えいたします。あわせて、チョコレートに合う果物をご紹介いたします。

バレンタインの起源


2月14日は、もともとは「聖人の殉教日を悼む日」として「ヴァレンティノ」という聖人の名前がつけられています。聖人ヴァレンティノの話は諸説あります。ローマ帝国最盛期の175年ごろイタリアのテルニという町に、のちに司教となるヴァレンティノ(ヴァレンタインは英語読み)が生まれました。当時の皇帝クラウディウス2世は現代のような自由な結婚とは違い、兵士の結婚を禁止している時代。しかし、このヴァレンティノは若い恋人たちの願いを聞いて多くのカップルを結婚させました。人々の幸せを願うヴァレンティノでしたが、それが結果的に皇帝の反感を買い、処刑されてしまいます。その処刑の日がヴァレンティノの殉教日・2月14日であり、「聖ヴァレンティノ」を悼む日としても残りました。14世紀頃になると、愛に尽くしたヴァレンティノにちなみ、愛を告白する風習が生まれたとされます。その後、彼にまつわる逸話や、親子が愛の教訓感謝を記したノートを交換する習慣などが混じり合い、20世紀になると男女が愛を告白する日になったようです。

バレンタインには欠かせないチョコレート


チョコレートはかつて薬だった⁉

チョコレートが薬として活発に使われていた時代は、1500年ごろから1700年ごろのこと。カカオの生産地を植民地にしていたスペイン・ポルトガルを中心に、フランス、イタリアなどのヨーロッパの国々で薬として扱われていました。チョコレートには『体を冷ます』という特性があると考えられており、発熱が見られた時に処方されていたようです。チョコレートは大変高価な薬だったため、貴族や王族しか飲めない、『特別なもの』だったので、飲むときには『気持ちを盛り上げて飲もう!』という意識があったようです。

チョコレートを飲むための食器には最高級の物が使われ、テーブルには砂糖菓子などが盛られてデコレーションがされていました。

チョコレート専門の薬剤師がいた⁉

ポルトガルの宮廷には『チョコラテイロ』という役職がありました。『チョコラテイロ』の仕事は、いわばチョコレート専門の薬剤師で、貴族や王族にチョコレートを処方する仕事とポルトガル軍のためにカカオを備蓄する仕事を担当していました。

チョコレートの効果は?

1500年ごろ、アステカ王国ではカカオが『精力剤』として扱われていました。さて、実際のところチョコレートにはどんな効果があるのでしょうか?一言でいうと、『頭を覚醒させ、活力を生み出す効果』があると考えられます。チョコレートに含まれている成分のうち、体によさそうな成分として、以下が挙げられます。

カフェイン、テオブロミン、ココアバター 、カカオポリフェノール 、

このうち、最初の3つ、『カフェイン』『テオブロミン』『ココアバター』は、3つ合わせることで『頭を覚醒させ、活力を生み出す効果』をもたらします。カフェインには、コーヒーにも多く含まれていますが、摂取することで頭をすっきりと覚醒させる効果があります。

果物にチョコレートを付けて食べてみよう!


定番のいちご!

いちごの酸味とチョコレートの甘みが合わさって何ともいえない美味しさです。溶かしたチョコレートに付けて食べるだけでもパーティー感が出て楽しそうですね!その上からトッピングをかけても華やかに。

お子さん大好きチョコバナナ!

割りばしを使えば簡単にご自宅で作れます!追加でトッピングしても綺麗に仕上がります。

(※お子様が食べる際は棒が喉に刺さらない様に大人が付き添ってあげましょう。)

意外にも合うりんご!

りんごのシャキシャキ感とチョコレートの甘みが意外にも合います。トッピングでチョコレートをかけてもゴージャス感が出て盛り上がること間違いなし!

大人に人気!オランジェット

オレンジの柑橘の香りとチョコレートが合わさり、高級なスイーツに!プチギフトとしても喜ばれそうです。

バレンタインの楽しみ方の参考になりましたら嬉しいです🥰