旬とは?
旬とは「大量に収穫できる時期」「最も味の良い時期」とされています
昨今で、主な野菜は技術の進歩により年間を通して食べることができるようになりました。
これは食べる側、作る側、ともにメリットがあり、食べる側としては、外食産業などから一年を通して安定して野菜が必要としていること。
作る側からとしては、旬の野菜は一時に大量に出回ることで価格が暴落するリスクがあるため、自然に反した多少無理な作り方をしてでも旬を外して生産するほうが収入の安定につながるという側面があります。
かつては消費者が旬の食材を「みんなより先に食べたい」といっぱしの通を気取る「はしり」、旬の終わりに旬を惜しみつついただく「名残」などを大切にしてきましたが、今ではあまり見かけない光景となりました。
さて、旬の食材は美味しいけれど、栄養価にも違いがあるのでしょうか。
旬の野菜の栄養価
「~野菜の旬と栄養価 野菜の旬を知り、豊かな食卓を~」というテーマで女子栄養大学の辻村卓教授が行った1年を通しての分析によると
ほとんどの野菜の栄養価は多い少ないがあっても必ず山があり、栄養価の高い期間が3か月くらいあってその山はちょうど昔から言われる旬の時季に重なっていた。
【栄養素が一番多く含まれる時期(旬)】
野菜の主要な栄養素はビタミン類とミネラル。その中でも季節変動が大きいのが、カロテンとビタミンCです。
代表的な野菜のカロテンとビタミンCが一番多く含まれる時期(旬)は以下となっています。
まとめ
旬は美味しいうえに、しかも栄養価が高い!ということがわかりました。
季節ごとに旬のものを食べることで、日本の四季を感じることも感じることができますね!