産地直送/直売所利用のメリット、生産者のこだわりなど普段では知らない情報を配信!旬な野菜だからこその栄養価と美味しさに、新たな発見があるかもしれません。
一度食べたら、お友だちやご家族にオススメしたくなること間違いなしの「今(旬)がおいしい!」をご紹介します。
佐賀県白石町/黒木農園さんの「レンコン」
今回は佐賀県白石町/黒木農園さんの「レンコン」をインタビューしました!黒木農園さんのレンコンは「ミシュランの星を獲得されているお店も取り寄せる」という、珍しくも泥が付いている新鮮なレンコンが手に入ります。レンコンの基本的な事から、他のレンコンとの違い、黒木農園さんのおすすめレシピまでご紹介いたします。
【レンコン】
レンコンは、1月~2月にかけて田んぼに氷が張り、寒くなればなる程甘く美味しくなる野菜。ハスの地下茎が肥大して食用となるのがレンコンです。ハスの葉はとても大きく、小さな姉妹が不思議な生き物に出会い、猫のバスに乗るあの有名な映画でも傘の代わりに使われる程。夏は青々と茂って美しい花を咲かせた蓮田も、冬には枯れ落ちてしまい、凍り付く水の中でレンコンは収穫されます。レンコンは穴から「先を見通せる」ことにちなんで、お節料理をはじめ、会席料理などには欠かせない食材です。
【体を内側からきれいにする】
全体が白色であるためあまり栄養がなさそうに思えますが、実は栄養の宝庫。レンコンの主成分は炭水化物で噛むと「シャキシャキ」とした、レンコン独特の食感が楽しめます!ビタミンCが多く、野菜には珍しいビタミンB1、B2も含まれているので、疲労回復や口内炎、目の充血、肌荒れなどを防ぐのに役立ちます。他にもカリウム、カルシウム、鉄、銅などのミネラル分もたっぷり。食物繊維も豊富なので、体を内側からきれいにしてくれます。
【黒木農園さんのレンコンの特徴】
佐賀平野と白石平野は、重粘土質という独特の土壌を持っています。白石町の粘土の高い泥がまるで、サランラップの役割を果たし、乾燥を防ぐためより鮮度の良いレンコンが楽しめます。(ご希望があれば泥なしでも配送可能です。)さらに、この粘土質の土は塩分やミネラルを多く含み、この塩分を含む土から身を守る為にレンコンがより甘みを増すそうです。黒木農園さんのレンコンを初めて食べられる方は「レンコンってこんなに甘いの?」とビックリされるのだそう!
生産者だから知る、情報についてもインタビュー!
【レンコンのQ&A】
・黒木農園さんのレンコンはどこまで洗えばいいですか?
白石町の土は粘土質なのと、節から節までのお渡しであれば中に泥も入ってませんので、「サッと泥を落とす程度」で美味しく食べれます!
・レンコンはどこまで食べれますか?
「レンコンは捨てるところがない食材」です。皮と節にも栄養がグッと詰まっているので、基本捨てるところはありません。気になる方は少し皮をむく程度にしましょう。
※黒木農園さんでは節と節の間はレンコンパウダーにして販売しております。
・保管方法はどうすればいいですか?
レンコンは乾燥に非常に弱い野菜なので、泥の中にいる環境をイメージして保管します。
夏は新聞紙やキッチンペーパーを濡らしたものでレンコンを包み、それをビニールで包んで冷蔵庫の野菜室で保管しましょう。野菜室は乾燥しやすいので、「新聞紙やキッチンペーパーが常に濡れている事が重要」です!
冬は風通しの良い「日が当たらない場所」で、箱の中で濡らした新聞紙をレンコンの上に被せ、乾燥しない様に保管しましょう。暖房が効いている場所ではカビが生える可能性があるので玄関や軒下が一番おすすめです。
・その他注意することはありますか?
鉄鍋は避けてください。
レンコンに含まれるタンニンが反応し、レンコンが紫色になってしまう事があります。そのまま食べても問題はありませんが、「料理は目から楽しむ」ものなので、美味しく食べるのには調理の際は、鉄のフライパンは避けた方が良さそうです。
【黒木農園さんおすすめレシピ】
レンコンを1番美味しく食べる方法はシンプルに切って焼くだけ!少量の塩を入れるとレンコンの甘みがより引き立ちます。
「それこそハンバーグよりも、主食になります!わき役ではないです」
切ってフライパンで焼くだけなので、子供のおやつにも良さそうです。他には勿論、天ぷらも美味しいですが、黒木農園さんではすり下ろして魚のすり身と合わせ、こねて蒸すと触感も残って「最高に美味しい」のだとか!
※この他にもおすすめレシピを掲載!黒木農園さんの美味しい「レンコン」を是非とも一度ご賞味ください!
黒木農園さんのHPはこちら