以前、柿について取り上げましたが、今回は柿の葉や干し柿について取り上げたいと思います!
柿は実だけでなく葉っぱも有効活用できる!
有名なのが、柿の葉寿司。柿の葉には抗菌作用や防腐効果があり、お寿司の保存に役立っています。
また、柿の葉のお茶も大変体に良いんです。
柿の葉茶は、
- ビタミンCが緑茶の20倍、レモンの約10~20倍
- 熱に強いためお茶にしてもビタミンCが壊れない
- メラニンの生成を抑え、美肌効果がある。シミ・ニキビ・美白効果も
- 便秘解消効果で腸もすっきり
- 風邪予防や貧血改善にも最適
- 喫煙者のビタミン補給としても人気
と様々な効果を期待できます。
ちなみに柿の葉は新芽であれば食べることもできるんです!
柿の葉の天ぷら
柔らかいうちは天ぷらに、堅くなったら柿の葉寿司やお茶の葉に。かなり万能ですね!
ちなみに柿の葉寿司用の柿の葉は6月頃の綺麗な葉を使うとベストです。きれいに洗って、水気をふき、冷凍保存しておくと便利です。
柿の葉茶の作り方
干し柿を作ってみよう!
柿は、生で食べるのも美味しいですが干してもさらに甘みが出て美味しいですね。
そう!干し柿です。
干し柿は、βカロテンが甘柿のおよそ3倍。
βカロテンは粘膜を強くする働きがあるので体の抵抗力を高めることができ、風邪予防にもなり、さらに乾燥肌の予防にもなります。食物繊維が豊富なので、便秘解消にも効果的です。
難しそうに感じるかもしれませんが、干し柿は意外と簡単に作ることができるんです。
干し柿の作り方(渋柿だけでなく、甘柿でも作ることができます)
- ヘタの部分を残して皮をむく
- ロープをヘタに巻きつける
- 沸騰したお湯に、ロープの部分を持って5~10秒湯通しをする(カビ予防のため)
- 柿を干す
ポイントは、干す際に柿が重ならないようにする、
風通しの良い場所に干す、
直射日光を避ける、
雨に当たらないようにする、の4つに気を付けることです。 - 干して一週間ほどしたら揉みこみを開始する。(こうすることで、表面は固いけれどまだ中が渋いということを防ぎます。また、渋みが早く抜けて甘くなります)
- 数日後にまた揉みこみます。
- だいたい吊るして2~3週間経ったら完成!
そのまま食べても美味しい干し柿。でも、アレンジしても美味しいんです!
干し柿のレシピ
干し柿&クリームチーズの天ぷら
炊飯器で干し柿ケーキ
干し柿とクルミのビスコッティ
まとめ
いかがでしたでしょうか?柿は、実も葉も栄養満点で、しかも生でも干しても美味しい!
あまり意識してきませんでしたが素晴らしい食べ物ですね!
干し柿も生で食べるしか知らなかったのですが、スイーツに活用したら美味しそうです。