販売者インタビュー|ビタミンCの宝庫。丸辰製茶さん『大和茶』

産地直送/直売所利用のメリット、販売者のこだわりなど普段では知らない情報を配信!旬な野菜/嗜好品だからこその栄養価と美味しさに、新たな発見があるかもしれません。
一度食べたら、お友だちやご家族にオススメしたくなること間違いなしの「今(旬)がおいしい!」をご紹介します。

今回インタビューした丸辰製茶さんの北田さん

奈良県天理市/丸辰製茶さんの「大和茶」

今回は奈良県天理市/丸辰製茶さんの「大和茶」をインタビューしました!お父様の代から50年余り、日本人の嗜好に合わせた緑茶や、時代に合わせたアレンジ緑茶まで「お客様に美味しいと思ってもらえるように」との想いで奈良県山間部で採れた茶葉を仕入れ販売されています。緑茶の美味しい時期から淹れ方のコツ、緑茶の種類による適した温度、変わりネタまでご紹介いたします。

丸辰製茶さんでは国内生産100%の茶葉を取り扱っています
お気に入りの緑茶を探してみてはいかがでしょうか

【緑茶】
緑茶はツバキ科のチャノキの新芽を蒸して、揉捻気(じゅうねんき)で揉みながら乾燥させたもの で、インドや中国の山岳地帯が原産地です。新芽を蒸すのは葉に含まれる酵素の働きを止め、鮮やかな緑色を維持するために行います。これに対し葉を揉みながら発酵させると、赤色 や褐色を呈して香気を持つようになります。つまり緑茶は不発酵茶で紅茶は発酵茶、そして半発酵のものがウーロン茶になります。「夏も近づく八十八夜…」と歌われるように、立春から数えて、 88日目にあたる日のことを「八十八夜」と表し、ちょうど新茶が出回る季節です。初物(はつもの)の緑茶を飲むと、「1年間無病息災で過ごせる」との言い伝えもあるそうです。2023年の八十八夜 は5月2日(火)になります。

綺麗な緑の色が出ます

【手軽に飲めてビタミン類の宝庫】
緑茶には覚醒効果のカフェインと鎮静効果のテアニンが含まれています。それにより、カフェインの強い効果を和らげ、適度な緊張を保ちつつリラックスしたい時に最高の飲み物です。全身の筋肉の緊張がほぐれ、血管が拡張して血行が良くなり手足の冷え解消にも繋がります。緑茶にはビタミン類が多く含まれ、その中でもビタミンCが豊富で、緑茶に含まれるカテキンがビタミンCを守る働きをもっています。これにより熱に弱いビタミンCですが、緑茶に含まれるビタミンCはお湯でも壊れにくく、効果的にビタミンCを摂取することができます!

上級な煎茶ほどビタミンCの含有量が多いです

【丸辰製茶さんの大和茶の特徴】

香りが命の緑茶。奈良県は標高が高い山間地帯ということもあり、気温の寒暖差が激しい為、作物を作るのに適している地形と言われています。この寒暖差により飲んだ時に「香りが高い緑茶」に仕上がります。緑茶はとても繊細な作物で、その土地々々の水質によっても味が異なってきます。丸辰製茶さんでは日本の方の嗜好に合わせた、飲むと「すっきりとした風味と淹れた瞬間からふわっと広がる香り」が特徴的です。 また大和茶のような上級な煎茶ほどビタミンCの含有量が多く、毎日飲んでもまた飲みたくなる健康的な嗜好品です。

日本には欠かせない嗜好品

販売者だから知る、情報についてもインタビュー!

【緑茶のQ&A】
・丸辰製茶さんの大和茶の美味しい時期はいつですか?
好みと産地によっても時期は違いますが、奈良県の緑茶のオススメは5月中旬から末以降に収穫された新茶が一番美味しいです。この時期の緑茶は甘みとうま味が強く、苦味が少ないのが特徴です。新緑を思わせる爽やかな香りなので是非とも味わってみてください。

・緑茶を淹れる際のお湯の温度は?
緑茶の種類によっても異なります。上級煎茶は80℃前後、玉露は50~60℃と上級な緑茶になればなる程低い温度で淹れた方が甘みとうま味が出て美味しく飲めます。「湯冷まし」に1回移し替える毎に約10℃温度が下がります。なので、80℃にしたい場合は、2回移し替えると適温になります。それが大変であればポットの温度設定を変更するのもオススメです。適温なお湯をを急須に入れて、湯飲み茶わんに入れて飲んでみてください。フワッとした甘みと旨み(アミノ酸成分)が口全体に広がります!

・緑茶の美味しい淹れ方を教えて下さい。
茶葉の量は1人分2g〜3gですが1人の時は5gとやや多めにしてください。お湯をいれたら1分30秒程、茶葉が広がるのを待ちます。急須から最後の一滴まで絞り切るイメージで注いで下さい。2人分では交互に、3人分以上であれば半分まで入れ、最初に淹れた順番とは逆に足していき、濃さが均等なる様に軽く急須を回しながら注ぎ入れてください。最後の絞り切る際には旨み成分が出るので、それも均等に絞り切ってください。

https://www.marutatsu-seicha.net/recipe.php

・緑茶販売者さんならではの情報を教えて下さい。
職業柄緑茶を常に飲んでます。一般の方の3倍は飲んでいるかもしれません。緑茶は「カフェイン」を多く含むので、飲むとホッとする効果もあります。「まあ、お茶でも」という何気ない言葉とともに、日本ならではのおもてなしに欠かせないものとなっています。上等な緑茶の新芽であれば、緑茶として飲んだ後に残った茶葉に醤油をかけてお浸しとしても食べれます。ほうれん草のお浸しみたいでとても美味しいです。ただし新芽の柔らかいものに限るので、宇治玉露 50gの商品が該当します。

緑茶のお浸しとはどんな味でしょうか

【丸辰製茶さんオススメ緑茶】
お茶本来の味が愉しめる芳醇旨み大和茶がオススメです。寒暖差の激しい自然環境で栽培される大和茶は、すっきりとした風味と淹れた瞬間からふわっと広がる香りの高さが特徴です。ぜひ一度ご賞味ください。

100ℊ/1,620円(税込み)

※この他にもおすすめ緑茶が掲載!丸辰製茶さんの美味しい「大和茶」を是非とも一度ご賞味ください!

丸辰製茶さんのHPはこちら
https://marutatsuseichahp.com/