不老長寿の果実!?北海道の名産「ハスカップ」

ハスカップとは

ハスカップとは北海道の名産である黒紫色の果実です。
丸みを帯びた円錐形で大きさは1㎝から2㎝ほどです。
5月になると黄色い花を咲かせるようになり、6月上旬には果実が色づきはじめ、
6月下旬から7月下旬に収穫することができます。
比較的涼しい気候の中で沢山の果実が連なるように出来るのが特徴です。

不老長寿の果実といわれる豊富な栄養素とは

ハスカップは不老長寿の果実といわれるだけのことはあり、
健康効果・効能が高い食べ物であることで有名です。

豊富なアントシアニン
ポリフェノールの一種であるアントシアニンは、視力の低下予防や、白内障や緑内障といった眼病の予防、眼精疲労の回復に効能があるとされています。
さらに、メタボリックシンドロームを改善する効能があるなど健康な生活に欠かせない栄養素です。

・鉄分も豊富
鉄分は血液中に多く存在しており、赤血球内のヘモグロビンの材料となる栄養素です。
そのため、鉄分が豊富であることは、貧血の予防と改善に大きな効能を持っています。

・ビタミンC
ビタミンCは強力な抗酸化作用があり、体内から肌のしわやたるみの原因となるものを排除してくれるので、アンチエイジングや美肌作りの効能が期待できます。
また、ストレスを軽減するホルモンの生成を促したり、免疫機能を高めたりと私たちの体のあらゆるところで活躍しています。

・カルシウム
ハスカップにはカルシウムも含まれています。
カルシウムは骨や歯の主な成分で、欠かさず取る必要があります。また、筋肉の収縮を助けたり、血液の凝固作用を促したりと生命維持にも大切な効能があるミネラルのひとつです。

ハスカップは見た目もブルーベリーと似ているのですが、栄養素や効能も似ています。
しかし、カルシウム・ビタミンCはブルーベリーの5倍、鉄は3倍とハスカップの方が沢山の栄養素を含んでいるのです!

おわりに

ハスカップは収穫時期が1か月程度と短いことや生のままで保存することが難しいことから、果実のままお店に出回ることは少ないでが、ジャムやお菓子、ワインなど加工品として北海道では販売されています。

また、北海道ではハスカップ狩りを行っている農園もあります。
食べる機会の少ない生のハスカップを食べることが出来ますよ!
ハスカップの時期に北海道へ行く方はぜひハスカップ狩りを楽しんでみてください!