意外と簡単にできるゴマの栽培

はじめに

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日々よく目にするゴマですが、実際に育っているところを見かける機会はあまりないと思います。
実は、ゴマ。栽培が意外と簡単なんです!
その理由として、

    • 間引きの後は放任しても大丈夫
    • 風にも強い
    • 横に広がらないので、狭い場所でも作れる
    • 高温乾燥を好むので、夏の暑さを好んで太陽の光を浴びてどんどん育ち、成長が早い
    • 最初の土づくりに必要な肥料だけで、追肥は不要

が挙げられます。

自分で作った食べ物には、買ってきたものよりも愛着がわくと思います。
これを機会に、ゴマ作りに挑戦してみませんか?

基本情報

  • 種まき:5~6月
  • 収穫:8~9月
  • 家庭菜園の作付目安:1m×1m/株数24株→収量約150g
  • 肥料:米ぬかor発酵鶏糞 150g

手順

畑の準備

土に肥料を蒔きます。

種まき

一か所に5,6粒蒔いて育てる。軽く種を押し込んで、薄く土をかぶせる
だいたい横は30㎝、縦60㎝程の感覚をあける。

間引き

本葉2~3枚まで育ったら、1か所4本に間引く

間引き後は放任でよく、株の下のほうから花が咲き、さやがついてくる

収穫

下のから花が咲き、上の花が終わるころには下のサヤが完熟して枯れ始める。
このタイミングで茎ごと抜いて乾燥させる。

脱穀・調整

サヤを茎につけたままビニールなどの上で追熟させて1~2週間乾燥させてからゴマを取り出す。
脱穀をし、ふるいにかけて大きなゴミを取り除く。
水につけて中味のないゴマ、ごみを洗い流し、
ござなどの上で一日天日干しにして乾燥させてから保存。

食べるときにゴマを炒ったら完成!!

きっと自分で作ったゴマの味は格別のはず!!

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参考資料
プロに教わる初めての野菜作り(Gakken) 監修 木嶋利男
有機・無農薬で家庭菜園(家の光協会) 阿部豊