子育てママ必見!食育の基本の考え方

今回は、最近よく耳にする「食育」についてご紹介します!

聞いたことはあるけれど、一体なんのことなのか、食べ方や栄養の教育をすればいいの?
そんな子育てママさんたちにもっとシンプルに簡単にお話しようと思います。

食育は難しくない!

食育の基本は「誰かのために日常的に食事を作り、一緒に食べる」といういたってシンプルなもの。
特別な準備やルールなどはなく、今すぐにでも生活に取り入れられるものが食育なのです。

わたしたち大人から子どもたちに

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「食育」は、学校や社会で行う特別なイベントに参加することだけではありません。
誰かのために食事をつくり、ともに味わう、という日々の繰り返しの中で絆が生まれ、子どもたちの心を安定させ、成長していくのです。
また、人としてのマナーや文化を身につけ、考える力を育んでいきます。このように、継続的な習慣づけが何よりも重要なことなのです。

様々な「こ食」の傾向

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近年、食の原点である「家庭の食卓」のあり方について、様々な問題が取りざたされています。
その一番の犠牲となるのは、やはり”子ども”たち。
体も心も、そして脳も成長途中にあり、大人よりも影響を受けやすく、後々改善することも難しいのです。
現在の子どもたちの食の傾向として挙げられる「こ食」。
「こ食」には様々な種類があります。

  • 「孤食」 一人で食べる
  • 「個食」 自分の好きなものを各々が食べる
  • 「固食」 自分の好きな、固定したメニューしか食べない
  • 「小食」 食べる量が少ない
  • 「粉食」 パンやパスタなど粉を使った主食を好む

  • 子どもの変化になかなか気づけない
  • 会話をする機会が少なく、発想力や表現力が低下
  • 正しい食の選び方を知る機会を逸する

食育を通して学ぶこと

一人で食べても、「美味しい」や「嬉しい」といった感情を共有することができず、そのうち食事に対する意識が低くなります。
コミュニケーションや安心感を得るための貴重な時間を大切にしましょう!
食事と向き合うことで、食べることに意識を向けることができます。

食育を楽しむ!

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野菜を自分たちで作って食べることも食育になります。
いっしょに買い物に行って調理して食べる。これも食育です。
まずは、気軽に食育を取り入れてみてはいかがでしょう?

わたしたち大人の食育

私たち大人が食事の栄養バランスと生活のリズム、食品に関する正しい情報など、
”食”に関するあらゆることを知り、大切な子どもたちを”食”という観点から守ってあげること。
安心できる食環境をつくっていくことが、私たち”大人”の食育であり、子どもたちに対しての教育へと繋がっていくと思います。