野菜ソムリエをご存知ですか?
芸能人でも取得される方が出てきており、最近では中学2年生の男子学生が最年少で野菜ソムリエの資格を取得するなど
性別や年代を超えた人気の資格になっています。
野菜ソムリエには3段階あり、
ジュニア野菜ソムリエ(初級)→野菜ソムリエ(中級)→シニア野菜ソムリエ(上級)
とステップアップすることができます。
それぞれ取得することでつけられるリボンがあるそうです。
ジュニア野菜ソムリエ 赤いスカーフ
野菜ソムリエ 緑のスカーフ
シニア野菜ソムリエ 紫のスカーフ
そもそも野菜ソムリエとは・・・
野菜・果物の知識を身につけ、そのおいしさや楽しさを理解し伝えるスペシャリストになるために、日本野菜ソムリエ協会が認定する資格です。
野菜ソムリエってどうやって取得できるの?
取得するためには、日本野菜ソムリエ協会が主催する講座を受講し、試験に合格する必要があります。
各講座はどんなことを学ぶのか?
ジュニア野菜ソムリエ(講義1回2時間×7回)
講義の内容
- 野菜・果物の基礎知識を習得
-野菜・果物の分類、表示
品種ごとの特徴、見分け方や保存方法 - 感動したことを表現する
-野菜ソムリエの役割について考える
基本の調理法品種の特徴を生かしたレシピ - 栄養素の基本やレシピ提案のノウハウ
-栄養素の基本
正しい健康情報の選択方法や生活習慣病について
食事の記録、食生活の見直し
さまざまな野菜の切り方
↓
課題提出・修了試験(マークシート2時間)
↓
資格取得
【受講料】
総額:148000円(税込)
【内訳:入会金10800円/受講料137200円】
野菜ソムリエ(講義1回2時間×11回)
講義の内容
- 生産の現状を理解するため、土づくり・肥料・農薬から農業政策まで学ぶ
- 野菜・果物の流通を生産者の視点から理解し、価格形成の仕組みや流通の必要性について考える
- 日本人の野菜・果物の摂取量と生活習慣病の関連性を学ぶ。
また、栄養情報をどのように選択するのかも学び、それらを効果的にプレゼンテーションする能力を身につける - 食の歴史や時事問題に触れ、日本の食環境が抱える課題を学ぶ
↓
野菜ソムリエ検定一次試験(課題提出・筆記試験)
↓
野菜ソムリエ検定2次試験(面接・プレゼン)
【受講料】
172,500円
シニア野菜ソムリエ
講義の目的
- 起業や開業するなど、個人で事業を展開
- 食関連のイベント総合プロデュース
が行えるようになること。
社会で活躍できるスキルを身に付けることを目標としたコース。
シニア野菜ソムリエは、野菜ソムリエの資格取得後に活躍・活動されている方が対象で、協会からの推薦が必要になります。
現在、こちらの講義の詳細は開示されていないため、ご興味のある方は定期的に「日本野菜ソムリエ協会」のHPをチェックしてみてください。
野菜ソムリエの資格を取るとどんなことができるようになる?
- 各メディアでのレシピ提供
- 食品メーカーとのコラボレーション
- 料理教室・セミナーの開催
- 料理本の出版
などが挙げられます。
ただし、メディアや食品メーカーとの仕事は、ほとんどがシニア野菜ソムリエ取得者が行っています。
このような仕事以外にも生かす方法はあります。
例えば、農家を営んでいる方が野菜を出荷される際に袋詰めの野菜におすすめレシピを紹介したり、
イベントなどでゴーヤや甘納豆のアイスといった新しい食べ方を紹介するという方法もあります。
消費者側からみても、野菜ソムリエを持っている方がおすすめしている食べ方となると、説得力も強く感じますよね!?
まとめ
受講料や時間がかなりかかってしまう印象ですが、身に付けた知識や実技は一生ものだと思います。
野菜や果物のことをもっと知って、自分の人生をより良く良くしたい!自分の仕事をもっとレベルアップするために活用したい!
と意欲がある方は是非チャレンジしてみてはいかがでしょうか。