伝統野菜in山形 じゅんさい

「じゅんさい」

じゅんさいは、水がきれいで水深60~110cm程度の浅い沼地に生息します。

収穫は早いものは4月頃から始まり9月上旬頃まで行われます。

出始めの4~6月頃に取れるものが「1番芽」と呼ばれゼリー状の部分が多く品質が最も高いと言われています。

次いで6~7月に「2番芽」、7月以降が「3番芽」と呼ばれています。

食べ頃の旬はなんと行っても「1番芽」の収穫が最盛期となる6月から7月にかけてです。

じゅんさいの収穫作業は昔ながらの箱舟にのって行われます。

沼の外から見るじゅんさいの収穫作業は美しく絵になる光景ですが、実際の収穫作業は、一日中小さな箱舟の上から一つ一つじゅんさいをていねいに摘み、非常にたいへんな作業です。

独特のヌメリとツルリとしたのどごしが絶品で、寒天質が非常に多くなっています。

一般的には水煮されたものが袋やビンに詰められて流通していますが、旬の時期には生のままパック詰めされたものも出回ります

【美味しい食べ方】

ジュンサイの味噌汁

【作り方】

  1. じゅんさいは水洗いして水気を切っておく。
  2. なべに水を入れ沸騰したら適量のじゅんさい、わかめを入れ、最後に味噌を加えて出来上がりです。
    ~じゅんさいのつるつるした食感が味わえます~

出回る時期:6月中旬~8月中旬