「雪中あさづき」
春の雪下から掘り起出される雪中あかつきは、日光が当たらないため白く、短小ネギのようでもあります。あさづきには、アリシンが含まれており体を内側から温めてくれる効果があります。
また、ビタミンB1の吸収率を高め、体内に長く残存させることから疲労回復にも効果的です。選ぶ際には、みずみずしく光沢のある物が良いです。
生で食すこともありますが、とても辛いので湯がいて酢味噌で食べるのが一般的です。春の香りがとても香ばしく感じられます。また、てんぷらにして食べると香りが豊かでサクサク感とジュージーさが口の中いっぱいに広がり、美味です。薬味として使用しても、味が引き立ち、魚や肉の臭みを消し、殺菌の役割もしてくれます。
【美味しい食べ方】
雪中あさづきの酢味噌和え
●材料
- 雪中あさづき
- 酢味噌(すり鉢ですり合わせる)
白すりごま:大さじ2、酢:大さじ3、砂糖:大さじ2、味噌:大さじ2、からし:5g
●作り方
- あさづきを熱湯でさっと茹でる。(茹ですぎると食感が良くない。)ザルにあげ冷ます。
- 酢味噌と和えて食べる。
出回る時期:12月上旬~4月中旬