伝統野菜in山形 豊栄だいこん

「豊栄だいこん」

平成14年より旧藤島町が取り組んでいるエコタウンプロジェクトの中で、今まさに花開こうとしている在来野菜がこの“豊栄だいこん”です。

長さ30cmくらい、直径6cm前後と、見た目は少し小さなだいこん。

花は白く、葉柄の断面が三角形で、ひげ根が多く、根の先端に向けて太くなっている下膨れの形、生で食べるとピリッとした辛さが特徴です。

実は硬く、昔は漬物に多く利用されていたようです。

40年ほど前に途絶えていましたが、2003年に原種に似た花から種を採取し、地元農家らが試行栽培を重ねてきました。

平成22年から一般の栽培農家を募り、豊栄だいこんの遺伝子を引き継ぐ新しいだいこんとして生産・販売がされています。

【美味しい食べ方】

ピリッとした辛さを生かして、おろしを薬味として味わうのがおすすめです。

出回る時期:秋