伝統野菜in山形 小野川豆もやし

「小野川豆もやし」

一年のうち4ヶ月以上もの間、雪に閉ざされる豪雪地帯である米沢。その米沢で冬期間に生産できる作物として、小野川豆もやしは重宝されてきました。小野川豆もやしの特徴は、長さが24~27cmもあること、茎のシャキシャキ感と豆の食感がいいことが挙げられます。
栄養価としてはビタミンB1、B2、ビタミンCなどが多く含まれています。

豆もやしを作るための豆は、「もやし豆」という在来種の小粒の大豆です。栽培方法も独特で、小野川に湧き出る温泉を有効利用し、生産されています。生産量が少なく、希少なため残念ながら市場にはほとんど出回っていません。

美味しい食べ方

特の歯ごたえがある小野川豆もやしは、おひたしや味噌汁、おつゆをはじめ、炒め物やラーメン、すきやきなど様々な料理に利用されています。

Cpicon 小野川豆もやしの炒め物 by ローコレキッチン

出回る時期:11月下旬~3月下旬