伝統野菜in宮城 仙台雪菜

仙台雪菜

仙台雪菜は、名のとおり雪の降る時期に寒さに耐え、縮れた濃緑の葉っぱにゆったりと旨味を蓄えた野菜。
もちろん冬場が旬で美味しい時期で、秋口と冬場では別の野菜に見えるほど、耐寒のため自らを縮め糖分を蓄え変身します。

葉は肉厚で丸型。ほうれん草より歯ごたえがあって、茎の部分がシャキシャキしており、濃緑の葉はホロ苦いのが特徴です。
カルシウムやビタミンAなどが豊富に含まれており、小松菜に匹敵する栄養素を含んでいます。霜に当たると甘味が増し、苦みとほどよく調和して雪菜独特の風味が出ます。

食べ方は、お浸し、煮びたし、お汁等の日々の家庭料理に使われることが多いですが、意外に青菜炒めや炒飯等の中華風炒め料理にも合い、家庭それぞれで冬季限定のさまざま料理に使ってみたい素材です。

【美味しい食べ方】

仙台雪菜のお浸し

(2人分)
仙台雪菜1袋
鰹節お好みの量
めんつゆ お好みの量

作り方

1 水洗いした雪菜を沸騰したお湯で茹でる。お好みの柔らかさになったら取り上げて水で冷やし絞って5センチぐらいずつに切る。
2 めんつゆ&鰹節をお好みの量かけたら完成

 

出回る時期:2月~3月