前回の農園レポートより数週間が経ちましたが、業務の合間に数日おきに畑へ様子を見に行っています。
見るたびに大きくなる野菜たちの成長のはやさには毎度驚かされます。(雑草のパワーにはさらにびっくりです)
少しタイミングが遅れてしまった気もしますが、
一本一本成長の様子を確認しながら草を引きつつ、間引きを行いました。
これを機に、「間引き」についても少し勉強しました。
間引きとは
芽・苗の良好な成長のために、生命力の強い個体を残して、他を引き抜くことをいいます。
引き抜きにくい場合には根元をハサミで切ってしまう方法もあります。
一本一本に十分な生育スペースを確保してあげる作業が間引きなのです。
間引きをしないとどうなるか
苗同士が十分な間隔をとれず密集してしまうと、風通しや日当たりが悪くなり、成長の妨げになります。芽や根が接触することでまっすぐ綺麗に伸びられなくなることもあるので、適正な間隔が重要です。また害虫が発生した時に被害が広がったり、栄養が満遍なく行き渡らないことも考えられます。
どんな苗を間引けばよいか
- 細い・小さい・弱々しい
- 葉が変色している
- 欠けている・曲がっているなど形が悪い
- 他より遅く発芽した
こういった個体を選別して間引きます。
また、間引きのタイミングや回数も重要です。
もちろん作物の種類によって変わってくるので、しっかり調べないといけませんね。
少しさびしい気持ちになる間引きですが、将来の成長を祈ってのことなので涙をのんで行いました。
間引いた菜っ葉はしっかり頂いたので満足でした。
これからがさらに楽しみです。
最後に、最近の野菜たちの様子を載せておきます。
▲元気に育ってきているジャガイモ。この後「芽かき」をおこないました
▲密集して育つニンジン。この後間引いて葉っぱを頂きました
▲密集して育つ水菜。この後間引いて葉っぱを頂きました
▲一本ずつ移植したキャベツ
▲どこからともなく生えてきた出自不明のレタス
▲収穫時期を逃し伸びすぎたルッコラ