YACYBER農園日記vol.002 畝づくり

農園日記

前回に引き続き、畑での作業日記をお送りします。

今回は、よく耕して石灰や肥料をまいて数日間寝かせた土で、畝作りをおこないました。

「畝」とは…?

私どもも畑仕事については素人ですので、

直面した作業のことはまずよく調べてから取り組みます。
今回も、まずそもそも「畝」とは何ぞというところから入りまして、

畝(うね)とは、 畑で作物を作るために(何本も間隔を空けて)細長く直線状に土を盛り上げた所のこと。
引用:Wikipedia:畝

ということが、(当たり前ですが)わかりました。
簡単にいえば、土を盛り野菜を育てやすいスペースを作るということです。

畝の効果としては下記のことがメリットとされています。

  • 野菜の根が伸びやすくなる
  • 水はけ・通気性がよくなる
  • 栽培場所と通路の区別ができ、生育の管理がしやすくなる

土の性質や育てる野菜の特性によって、畝の高さや幅を調節するのがポイントです。
栽培においてはこういった、気候・土・作物などの総合的な適性を考慮した調整が必要なので、
そういった際の判断基準となる蓄積した経験・感覚が生きてくるのだと思います。
私たちも属人的な経験値だけでなく、数値・データとしてもどんどん蓄えていきたいと考えています。

畝作り作業へ!

平らな状態から畝を盛り上げるには、いくつか方法があります。
今回は単純に、周りの土を削り山を作っていくという方法を取りました。

まずは紐を使ってスペースを区切ります。
その後はクワを使いひたすらに通路部分となるところの溝を掘っていきました。
そして掘り出した土は畝の山部分へと積んでいく、を繰り返す作業です。

クワを使った畝づくりというのは、それまでの作業と較べて想像以上に体を使う動きであることがわかり、後半はヘトヘトでした。
クワはシャベルと違って独特な形をしているため慣れるまでは違和感がありましたが、「こういう動きをするときにこの形は適しているんだな」という発見があったり、体を動かした分それなりの気付きを得ることができました。

とりあえず完了

農園日記

写真はまだ途中の様子ですが、2~3時間でおよそ70平方メートル分の畝作りを終えました。
まだまだ慣れない土の扱いに手間取り、しっかりした形を作っていくのは難しかったですが、日々手入れしながら確立させていきます。
今回は「平畝」ですが、もう一方の列では「高畝」にもチャレンジしていこうと思いました。

次回は種蒔きへ!
数種類の種を仕入れていますので、どんどん植え付けていきたいと思います。